「市」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

市とは、行政区画の単位などの意味をもつ漢字。5画の画数をもち、巾部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校2年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『市』の字には少なくとも、市ジ・ 市シ・ 市いちの3種の読み方が存在する。

意味

1. 行政区画の単位。「市営・市議・市外・市政・市制・市長・市道・市民・市立・市町村」
2. まち。人が多く集まるにぎやかな街。「市井・市街・市中・海市・城市・都市・坊市」
3. いち。人が多く集まって物品を売買・交易する場。また商い。「互市・市価・市況・市場」

市の用法：地方行政区画

地方行政区画【ちほうぎょうせいくかく】とは、国を統治するために領土を細分化したもの。時代と共に土地の役割が集落区分・領地区分・徴税区分・地方行政区分として大きく変化してきた。

熟語

四字熟語

「市」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

市【し】

[国]地方公共団体の一つ。都道府県の下位、町村と同等の地方行政単位。せいれいしていとし(政令指定都市)。

津市【つし】

[Romaji]TsuShi

三重県中央部の市。県庁所在地。
もと藤堂氏の城下町。

萩市【はぎし】

[Romaji]HagiShi

山口県北部、日本海に面する市。1932年(昭和7年)市制施行。1955年(昭和30年)三見村・大井村・六島村・見島村を編入。

余市【よいち】

[Romaji]Yoichi

よいちぐん(余市郡)
よいちちょう(余市町)
。

夜市【よいち】

夜に開く市。夜店(よみせ)。
中国・東南アジアでは夜食のための飲食店など。

文字コード

「市」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「市」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。