「勢」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

勢とは、いきおい／活気／力が盛んであるなどの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、力部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『勢』の字には少なくとも、勢セイ・ 勢セ・ 勢いいきおいの3種の読み方が存在する。

意味

1. いきおい。活気。力が盛んである。「勢威・勢家・勢望・勢力・威勢・火勢・気勢・擬勢・虚勢・権勢・豪勢・水勢・筆勢・優勢・余勢・劣勢」
2. 様子。姿。ありさま。「運勢・形勢・県勢・姿勢・時勢・情勢・趨勢(すうせい)・大勢(たいせい)・退勢・頽勢(たいせい)・地勢」
3. むれ。軍隊。兵力。集団。人の集まり。「軍勢・多勢」
4. 睾丸。雄の生殖器。「去勢」
5. 「伊勢(いせ)の国」の略称。「勢州・勢陽」

勢の用法：東海道(行政区画)

東海道(行政区画)【とうかいどう】とは、飛鳥時代以降における地域区分および行政区画の一つ。五畿七道の一道に数えられる。
現在の茨城県、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県、愛知県、三重県にまたがる地域をさす。

熟語

四字熟語

「勢」の漢字を語中にもつ四字熟語3種を表にまとめる。

多勢【たぜい】

人数が多いこと。
多勢に無勢(ブゼイ)：小人数で多人数に立ち向かうのは不利であること。
。

勢車【せいしゃ】

[機]はずみぐるま(はずみ車、弾み車、勢車)
。

伊勢屋【いせや】

いせしょうにん(伊勢商人)
。

伊勢丹【いせたん】

[経]大手百貨店の一つ。
本社は東京都新宿区。1971年(昭和46年)11月吉祥寺店、開店。

勢多郡【せたぐん】

[Romaji]SetaGun

文字コード

「勢」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「勢」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。