異体字「類」については「類(漢字)」をご覧ください。
類とは、たぐい／まとまり／同種の集まりなどの意味をもつ漢字。18画の画数をもち、頁部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。
| 字体 | 類 | |
|---|---|---|
| 読み | 音読み | ルイ 《外》ライ 《外》リツ |
| 訓読み | たぐ(い) 《外》たぐ(える) 《外》たぐい 《外》に(る) |
|
| 部首 | 頁部 | |
| 画数 | 総画数 | 18画 |
| 部首内画数 | 頁部9画 | |
| 国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
| JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
| 漢字検定 | 漢検7級 | |
| 日本語能力検定 | JLPT N3 | |
| 字体 | 類 |
|---|---|
| 画数 | 19画 |
| Unicode | U+F9D0 |
| JISX0213 | 1-94-04 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『類』の字には少なくとも、類・ 類・ 類・ 類る・ 類・ 類える・ 類いの7種の読み方が存在する。
意味
- たぐい。まとまり。同種の集まり。「類別・衣類・魚類・語類・種類・獣類・書類・人類・畜類・鳥類・糖類・同類・部類・分類」
- にる。性質が似ている。「類型・類推・類似・類書・類比・類例・比類・無類」
- 親戚。血縁関係。類義語：族「縁類・親類・族類」
- 巻き添えを食らう。同じ目に遭う。「類火・類焼」
類の用法：分類階級(生物)
分類階級(生物)【ぶんるいかいきゅう】とは、生物学における分類体系の一説。全生物を階級で分類する。より細かく分類する際には階層間に別の補助階層を配する。上位の補助階層として「大」「上」、下位の補助階層として「亜」「下」「小」が存在する。
| 階層名 | 読み | 英語 |
|---|---|---|
| ドメイン (域) | いき | domain |
| 界 | かい | kingdom |
| 門 | もん | phylum,division |
| 綱 | こう | class |
| 目 | もく | order |
| 科 | か | family |
| 属 | ぞく | genus |
| 種 | しゅ | species |
熟語
地類【ちるい】
地上の万物。地上の神々。
土地の種類。
人類【じんるい】
[哺]脊椎動物門哺乳綱霊長目(Primates)ヒト科(Hominidas)。
猿人・原人・旧人・新人の順に進化。
猿人(pithecanthropuserectus)：ラミダス猿人・アフリカヌス猿人・アファール猿人など。
分類【ぶんるい】
[生]参照どうてい(同定)、しすてまてぃっく(システマティック)
- 階級(classification)
-
界(kingdom、[羅]regnum)。
亜界(subkingdom)。
下界(infrakingdom)。乙類【おつるい】
[法]焼酎(ショウチュウ)の酒税法上の一分類。
麹(コウジ)に米・麦・サツマイモなどを混ぜ、一度だけ蒸留したもの。こうるい(甲類)。希土類【きどるい】
[英語]rareearthelements
[化]きどるいげんそ(希土類元素)
。文字コード
「類」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
「類」の文字コード一覧 Unicode 1 U+985E JISX0213 1-46-64 戸籍統一文字番号 2 493880 住基ネット統一文字 J+985E 文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
「類」の検字番号一覧 書籍 出版社 検字番号 角川大字源3 角川書店 11276 新大字典4 講談社 19023 新潮日本語漢字辞典5 新潮社 14184 大漢和辞典6 7 大修館書店 43608’ 大漢語林8 大修館書店 12874 辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年（昭和21年）11月当用漢字表に掲載国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。1958年（昭和33年）学年別漢字配当表（昭和33年）に掲載昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第4学年の配当漢字として公示される。1977年（昭和52年）学年別漢字配当表（昭和52年）に掲載昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第4学年の配当漢字として公示される。1981年（昭和56年）10月常用漢字表に掲載国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。2017年（平成29年）学年別漢字配当表（平成29年）に掲載令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第4学年の配当漢字として公示される。まとめ
「類」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「類」についての総括- 類の画数 ：18画
- 類の部首 ： 頁
- 類の読み方：ルイ・リツ・ライ・にる・たぐい・たぐえる・たぐい
- 類の意味 ：たぐい／まとまり／同種の集まり
以上で「類」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
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