「弟」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

弟とは、おとうと／兄弟姉妹のうち、年下の男などの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、弓部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校2年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『弟』の字には少なくとも、弟デ・ 弟テキ・ 弟テイ・ 弟テ・ 弟ダイ・ 弟タイ・ 弟ジャク・ 弟おとうとの8種の読み方が存在する。

意味

1. おとうと。兄弟姉妹のうち、年下の男。対義語：兄
   • ダイ。「兄弟」
   • テイ。「弟妹・義弟・愚弟・実弟・従弟・令弟」
2. 教え子。弟子。門人。
   • テイ。「高弟・師弟・子弟・徒弟・門弟」
3. 話し手自身を指す謙遜語。
   • テイ。「小弟」
4. 十干の陰。
   • と。「木の弟・火の弟・土の弟・金の弟・水の弟」

弟の用法：十干

十干【じっかん】とは、十二支と共に使われた古代中国の暦法。時代と共に陰陽五行思想と結びつき、角度・順序・方位も表すようになった。現代日本では契約書などで双方を表す際、「甲」「乙」と呼ぶことで使われている。十天干(じっかんてん)とも。

熟語

四字熟語

「弟」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

舎弟【しゃてい】

自分の弟。実の弟。
他人の弟。

皇弟【すめいろと】

[古]天皇の弟。こうてい(皇弟)。いろと(いろと)。

弟子屈【てしかが】

[Romaji]Teshikaga

てしかがちょう(弟子屈町)
[古][交]てしかがえき(弟子屈駅)
。

弟子屈駅【てしかがえき】

[古][交]ましゅうえき(摩周駅)
。

再従兄弟／再従姉妹【はとこ】

またいとこ(又従兄弟、又従姉妹)
。

文字コード

「弟」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「弟」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。