「拾」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

拾とは、ひろう／ひろい上げる／ひろい集める／落ちているものをひろうなどの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、手部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『拾』の字には少なくとも、拾ジュウ・ 拾ショウ・ 拾シュウ・ 拾キョウ・ 拾うひろう・ 拾とおの6種の読み方が存在する。

意味

1. ひろう。ひろい上げる。ひろい集める。落ちているものをひろう。「拾遺・拾得・収拾」
2. とり入れる。おさめる。「拾集・採拾」
3. とお。十の大字。「拾円」

拾の用法：大字

大字【だいじ】とは、単純な形をした漢数字を代用した表記手法。商取引などで文字の改竄による詐欺を防止する目的がある。証書を取り交わす際、記載される額面などに利用されている。

熟語

拾得【じっとく】

[中国語]Shide

落穂拾い／落ち穂拾い【おちぼひろい】

落穂を拾い集めること。
[美]フランスの画家ミレー(JeanFrancoisMillet)の作品。1857(安政4)。

文字コード

「拾」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「拾」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。