「巳」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、み/動物の蛇/十二支の第六番/方角では南南東、時刻では午前10時、および午前9時から11時までの間を指すなどの意味をもつ漢字。3画の画数をもち、己部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「巳」
字体
読み 音読み
訓読み
部首 己部
画数 総画数 3画
部首内画数 己部0画
国語施策 人名用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

巳_書き方
巳の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、の3種の読み方が存在する。

意味

  1. み。動物の。十二支の第六番。方角では南南東、時刻では午前10時、および午前9時から11時までのす。
  2. 巳月(しげつ)の略称。陰暦4月の異名。
巳【み】
  • 十二支(ジュウニシ)の第6。へび。
  • [暦]十二支の6番目にあたる年や日。巳年(ミドシ)または巳の日。みのひ(巳の日)。
  • 方位を十二支に配した、南南東の方角。
  • 巳の刻。
    みのこく(巳の刻)
  • 巳の用法:十二支

    十二支【じゅうにし】とは、十干と共に使われた古代中国の暦法。時代とともに十二の、十二の、陰陽五行思想と結びつき、角度・順序・方位も表すようになった。現代日本では、十二年周期に配した動物を指す。十二地支。

    十二支の種類
    十二支 音読み 訓読み 生き物
    チュウ うし
    イン とら
    ボウ
    シン たつ ()
    うま
    ひつじ
    シン さる
    ユウ とり
    ジュツ いぬ
    ガイ

    熟語

    巳【み】

    十二支(ジュウニシ)の第6。へび。
    [暦]十二支の6番目にあたる年や日。

    三巳【さんし】

    じょうし(上巳)

    巳午【みうま】

    [暦]ほとけのしょうがつ(仏の正月)

    辰巳【たつみ】

    [Romaji]Tatsumi

    東京都江東区(コウトウク)、夢の島の西にある地名。たつみ(辰巳、巽)。
    [交]たつみえき(辰巳駅)

    乙巳【おつし】

    [暦]いつし(乙巳)

    文字コード

    「巳」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

    「巳」の文字コード一覧
    Unicode 1 U+5DF3
    JISX0213 1-44-06
    戸籍統一文字番号 2 099050
    住基ネット統一文字 J+5DF3

    文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

    検字番号

    検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

    「巳」の検字番号一覧
    書籍 出版社 検字番号
    角川大字源3 角川書店 2387
    新大字典4 講談社 4132
    新潮日本語漢字辞典5 新潮社 2975
    大漢和辞典6 7 大修館書店 8744
    大漢語林8 大修館書店 2905

    辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

    まとめ

    「巳」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

    「巳」についての総括
    1. 巳の画数 :3画
    2. 巳の部首 : 己
    3. 巳の読み方:ジ・シ・み
    4. 巳の意味 :み/動物の蛇/十二支の第六番/方角では南南東、時刻では午前10時、および午前9時から11時までの間を指す
    以上で「巳」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

    ウサタロー

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