「蛇」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、へび/くちなわ/爬虫綱有鱗目ヘビ亜目に属する爬虫類動物の総称などの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、虫部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「蛇」
字体
読み 音読み ジャ

《外》
《外》シャ
《外》
《外》
《外》
《外》
訓読み へび
部首 虫部
画数 総画数 11画
部首内画数 虫部5画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準2級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

蛇_書き方
蛇の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ジャシャへびの9種の読み方が存在する。

意味

  1. へび。くちなわ。爬虫綱有鱗目ヘビ亜目にする爬虫類動物の総称。「蛇蝎(だかつ)・蛇行(だこう)・蛇足・巨蛇・大蛇・長蛇・竜蛇(りょうだ)・海蛇(うみへび)・毒蛇(どくへび)」
  2. へびにるもの。「蛇口(じゃぐち)・蛇腹(じゃばら)」

蛇の用法:十二支

十二支【じゅうにし】とは、十干と共に使われた古代中国の暦法。時代とともに十二の、十二の、陰陽五行思想と結びつき、角度・順序・方位も表すようになった。現代日本では、十二年周期に配した動物を指す。十二地支。

十二支の種類
十二支 音読み 訓読み 生き物
チュウ うし
イン とら
ボウ
シン たつ ()
うま
ひつじ
シン さる
ユウ とり
ジュツ いぬ
ガイ

熟語

四字熟語

「蛇」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

「蛇」が入る四字熟語
常山蛇勢じょうざんのだせい 斗折蛇行とせつだこう

蛇腹【じゃばら】

蛇の腹のような形状または模様。
[機]蛇腹型をした伸縮自在の継ぎ手。
[写](bellows)べろーず(ベローズ)
提灯(チョウチン)などの伸縮する部分。

薮蛇【やぶへび】

[慣用句]「藪をつついて蛇を出す」の略称。
やぶをつついてへびをだす(藪をつついて蛇を出す)

白蛇【はくじゃ】

[爬]しろへび(シロヘビ、白蛇)
民話:はくじゃでん(白蛇伝、白蛇傳)

蛇口【じゃこう】

[中国語]Shenzhen

中国南部、広東省(GuangdongSheng)中央部の経済特別区新セン市(ShenzhenShi)南西部、南山区(NanshanQu)の南西端の港湾地区。
在留邦人が多く居住。
「じゃぐち(蛇口)」とも読む。

野槌蛇【のづち】

つちのこ(ツチノコ、槌の子)

文字コード

「蛇」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「蛇」の文字コード一覧
Unicode 1 U+86C7
JISX0213 1-28-56
戸籍統一文字番号 2 374860
住基ネット統一文字 J+86C7

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「蛇」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 8747
新大字典4 講談社 14646
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 11206
大漢和辞典6 7 大修館書店 32964
大漢語林8 大修館書店 10023

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「蛇」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「蛇」についての総括
  1. 蛇の画数 :11画
  2. 蛇の部首 : 虫
  3. 蛇の読み方:ヤ・チ・ダ・タ・ジャ・ジ・シャ・イ・へび
  4. 蛇の意味 :へび/くちなわ/爬虫綱有鱗目ヘビ亜目に属する爬虫類動物の総称
以上で「蛇」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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