「段」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

段とは、高低差のある複数の台が連なる構造などの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、殳部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『段』の字には少なくとも、段ダン・ 段タン・ 段きざはしの3種の読み方が存在する。

意味

1. 高低差のある複数の台が連なる構造。
   • ダン。「段丘(だんきゅう)・段状・階段・雛段(ひなだん)」
2. 技能の等級。段級位で上の方。対義語：級
   • ダン。「段位・初段・昇段・有段」
3. 区切り。切れ目。
   • ダン。「段罫(だんけい)・段落・分段」
4. 構えの型。
   • ダン。「下段(げだん)・上段・中段・二段構え・三段突き」
5. やり方。手法。
   • ダン。「算段・手段」
6. ひとしお。ひときわ。一層。
   • ダン。「一段・格段」
7. 長さや広さの単位。タン。
   • 織物の長さの単位。約11メートル。類義語：端・反
   • 《尺貫法》距離の単位。1段は6間。類義語：反
   • 《尺貫法》土地の面積の単位。1段で10畝。約10アール。類義語：反「段別」

段の用法：尺貫法(広さ・面積・地積)

尺貫法(広さ・面積・地積)【しゃっかんほう】とは、尺貫法(しゃっかんほう)は昔の日本で利用していた長さや面積などの単位系。計量法により1958年に廃止された。

段の用法：尺貫法(長さ・距離)

尺貫法(長さ・距離)【しゃっかんほう】とは、尺貫法(しゃっかんほう)は昔の日本で利用していた長さや面積などの単位系。計量法により1958年に廃止された。

熟語

四字熟語

「段」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

段平【だんびら】

[俗]刀の幅の広いこと。また、その刀。
英語：ブロードソード(broadsword)。

階段【かいだん】

[英語]stairs、[伊]scala(スカラ)

志段味【しだみ】

[Romaji]Shidami

愛知県名古屋市守山区(モリヤマク)の地域名。
地名としては上志段味(カミシダミ)・中志段味(ナカシダミ)・下志段味(シモシダミ)がある。
。

段ヶ峰【だんがみね】

[Romaji]Dangamine／DangaMine

段祺瑞【だんきずい】

[中国語]DuanQirui

文字コード

「段」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「段」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。