「午」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

午とは、ひる／真昼／正午／昼食などの意味をもつ漢字。4画の画数をもち、十部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校2年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『午』の字には少なくとも、午ゴ・ 午ひる・ 午うまの3種の読み方が存在する。

意味

1. ひる。真昼。正午。昼食。「午前・午後・午が出る」
2. うま。動物の馬。十二支の第七番。方角では南、時刻では昼の零時、および午前１１時から午後１時までの間を指す。
3. 午月(ごげつ)の略称。陰暦５月の異名。

午の用法：十二支

十二支【じゅうにし】とは、十干と共に使われた古代中国の暦法。時代とともに十二の宮、十二の獣、陰陽五行思想と結びつき、角度・順序・方位も表すようになった。現代日本では、十二年周期に配した動物を指す。十二地支。

熟語

巳午【みうま】

[暦]ほとけのしょうがつ(仏の正月)
。

午年【うまどし】

[英語]theYearoftheHorse

初午【はつうま】

[暦]陰暦二月(２月)の最初の午(ウマ)の日。
京都の伏見稲荷神社の神が降りた日と言い伝えられ、この日に各地の稲荷神社で祭が行なわれている。
。

午の日【うまのひ】

[暦]十二支の午にあたる日。さんりんぼう(三隣亡、三輪宝)。
初午：はつうま(初午)八月の午の日：かんにち(坎日)
。

丙午【ひのえうま】

[暦]干支(エト)の一つ、第43番目。
五行説によると、丙は「火(ヒ)の兄(エ)」、午は方角で正南に当たるところから、この年には火災が多いとされる。
また江戸初期の八百屋お七の放火事件以後、この年生れの女は気性が強く、夫を食い殺すという俗信が生れた。

文字コード

「午」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「午」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。