「虎」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

虎とは、とら／食肉目ネコ科ヒョウ属の総称／猛獣／猛々しい獣／恐るべきもの／勇猛・勇敢なもののたとえなどの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、虍部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業／大学／一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『虎』の字には少なくとも、虎コ・ 虎ク・ 虎とらの3種の読み方が存在する。

意味

1. とら。食肉目ネコ科ヒョウ属の総称。猛獣。猛々しい獣。恐るべきもの。勇猛・勇敢なもののたとえ。「虎口・虎穴・虎児・虎狼・騎虎・白虎(びゃっこ)・猛虎・竜虎」
2. 十二支の寅。「丑寅」

虎の用法：十二支

十二支【じゅうにし】とは、十干と共に使われた古代中国の暦法。時代とともに十二の宮、十二の獣、陰陽五行思想と結びつき、角度・順序・方位も表すようになった。現代日本では、十二年周期に配した動物を指す。十二地支。

虎の用法：プロ野球球団

プロ野球球団【ぷろやきゅうきゅうだん】とは、日本野球機構のプロ野球チーム名とそれに該当する略字と俗字。試合日程や試合結果の告知で用いられる。

※「セ」＝セントラル・リーグ。「パ」＝パシフィック・リーグ。

熟語

四字熟語

「虎」の漢字を語中にもつ四字熟語12種を表にまとめる。

虎子【まる】

[古]おまる(御虎子、御丸)
。

虎虚【こきょ】

ろぎょ(魯魚)
。

虎口【こぐち】

城郭や陣営の要所にある出入口。
敵勢が一時に攻め込めないように桝形(マスガタ)の仕切りを造り、曲って出入するようにしてある。
敵方には「小口」を当てる。

虎落【もがり】

[Romaji]mogari

先端を斜めに削いだ竹を筋違いに組み合せ、縄(ナワ)で縛った柵(サク)や垣根(カキネ)。さいさく(砦柵)、たけやらい(竹矢来)、ばりけーど(バリケード)。
枝のついた竹を立て並べて作った物干し。

トラ／虎【とら】

[哺]ネコ目(食肉目)(Carnivora)ネコ科(Panthera)の哺乳類。
紀元前７世紀、ギリシア人の植民市トラペズス(Trapezus)として創建。とれびぞんどていこく(トレビゾンド帝国)。

文字コード

「虎」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「虎」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。