「町」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

町とは、まち／市街地／または、市や区の一区画などの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、田部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校1年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『町』の字には少なくとも、町トウ・ 町テン・ 町テイ・ 町チョウ・ 町ジョウ・ 町まち・ 町あぜみちの7種の読み方が存在する。

意味

1. まち。市街地。または、市や区の一区画。「町家(ちょうか)・町会・町内・町人」
2. 行政区画の単位。「町営・町議・町政・町制・町村・町長・町道・町民・町立・市町村」
3. 《尺貫法》面積の単位。1町は10反。約9917平方メートル。「町歩」
4. 《尺貫法》距離の単位。1町は60間。約109メートル。類義語：丁「町場」
5. 《条坊制》都市区画の単位。坊を16区分した一区画。「右京三条七坊十二町」

町の用法：尺貫法(広さ・面積・地積)

尺貫法(広さ・面積・地積)【しゃっかんほう】とは、尺貫法(しゃっかんほう)は昔の日本で利用していた長さや面積などの単位系。計量法により1958年に廃止された。

町の用法：条坊制

条坊制【じょうぼうせい】とは、都城内地の利便性を向上させるために、街路を碁盤の目のように張り巡らせる都市計画および地割制度。藤原京・平城京・長岡京・平安京などに用いられている。京を東西南北に伸びる大路で区切った一区画を「坊」と呼ぶ。「坊」を南北に連ねたものも同様に「坊」と呼び、東西に連ねたものは「条」と呼ばれる。城によって「町」の分割区分が二行八門制や四行八門制などに分かれる。

町の用法：尺貫法(長さ・距離)

尺貫法(長さ・距離)【しゃっかんほう】とは、尺貫法(しゃっかんほう)は昔の日本で利用していた長さや面積などの単位系。計量法により1958年に廃止された。

町の用法：地方行政区画

地方行政区画【ちほうぎょうせいくかく】とは、国を統治するために領土を細分化したもの。時代と共に土地の役割が集落区分・領地区分・徴税区分・地方行政区分として大きく変化してきた。

熟語

町【まち】

[Romaji]machi

村(ムラ、ソン)より大きく市(シ)より小さい行政単位。
江戸時代、江戸では「まち(町)」は武士の居住区、「ちょう(町)」は町人の居住区だった。
。

森町【もりまち】

[Romaji]MoriMachi

北海道南西部、渡島支庁(オシマシチョウ)茅部郡(カヤベグン)の町。
渡島半島(オシマハントウ)東側に位置し、北部を内浦湾(ウチウラワン)に面する。
。

竹野町【たけの】

[Romaji]TakenoCho

原町【はらまち】

[Romaji]Haramachi

はらまちく(原町区)
[古]はらまちし(原町市)
。

金町【かなまち】

東京都葛飾区(カツシカク)の地名。わかばやし(若囃子、和歌囃子)。
葛飾区には金町浄水場もある。

文字コード

「町」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「町」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。