「腫」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

腫とは、はれもの／できもの／過剰に増殖した体組織などの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、肉部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業／大学／一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

『腫』の字には少なくとも、腫ショウ・腫シュ・腫はれもの・腫れるはれる・腫らすはらすの5種の読み方が存在する。

平水韻【へいすいいん】とは、《中国》漢詩において押韻(韻を踏む)ために用いられる106の韻。一般的に「詩韻(しいん)」を意味する平水韻は、中古音の音韻体系を表すものとして用いられてきた。

[病]すいしゅ(水腫)
。

[病]疾患部位に空気またはガスがたまった状態。
英語：エンフィシーマ／エンフィジーマ(emphysema)。
ドイツ語：エンフィゼーム(Emphysem)。

[病]上皮組織以外の組織から発生する悪性腫瘍(アクセイシュヨウ)。
筋肉・脈管・軟骨・骨・造血組織・神経などに発生するもの。
癌腫(ガンシュ)(一般名:ガン)よりも若年層に多くみられ、増殖・転移が速い。

[ドイツ語]Adenoma、[英語]adenoma

[病]腺組織の上皮細胞に発生する腫瘍(シュヨウ)([ドイツ語]Tumor)。
結節状・乳頭状を呈する。
胃腸・卵巣などのの粘膜や、脳下垂体・甲状腺などの内分泌腺にできやすい。

[英語]edema(イデマ)

[病]組織間隙または腹腔・胸腔などにリンパ液・組織液が多量にたまった状態・疾患。
「浮腫(フシュ)」、「水瘤(スイリュウ)」とも呼ぶ。のうすいしゅ(脳水腫)。

「腫」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

2010年（平成22年）11月

改定常用漢字表に掲載

文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表⁹」に採用される。

「腫」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「腫」についての総括

以上で「腫」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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