「歌」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

歌とは、うたう／音楽に合わせてうたうなどの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、欠部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校2年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『歌』の字には少なくとも、歌カ・ 歌ううたう・ 歌うたの3種の読み方が存在する。

意味

1. うたう。音楽に合わせてうたう。類義語：唄「歌舞・歌劇・歌曲・唱歌・謳歌(おうか)」
2. 拍子と節をつけてうたう言葉。韻文。「歌謡・歌文・歌詞・歌集・歌碑・歌論・名歌・唱歌・詠歌・悲歌・牧歌・短歌・和歌・詩歌・狂歌・返歌・挽歌(ばんか)・校歌・主題歌」。
3. 和歌。特に短歌。「歌人・歌学」

歌の用法：平水韻

平水韻【へいすいいん】とは、《中国》漢詩において押韻(韻を踏む)ために用いられる106の韻。一般的に「詩韻(しいん)」を意味する平水韻は、中古音の音韻体系を表すものとして用いられてきた。

熟語

四字熟語

「歌」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

凱歌【がいか】

([英語]triumphantsong)戦いに勝った時に歌う喜びの歌。
凱歌を奏する
([英語]triumphantshout)かちどき(勝ち鬨)。
凱歌を挙(ア)げる
「凱」は「(勝利して)やわらぐ」の意味。

軍歌【ぐんか】

[軍][楽]軍隊で、兵の士気を高めるために作られた勇ましい歌。くめうた(久米歌、来目歌)。
[楽]軍人や軍隊生活を歌った歌謡曲の一分野。

聖歌【せいか】

[英語]sacredsong

歌神【かしん】

和歌の神。
わかのさんしん(和歌の三神)
。

歌垣【うたがき】

[古][暦]上代、男女が山や市など一つ所に集まって、互いに歌を懸け合い、舞って楽しんだ行事。春・秋の２回催された。
一種の配偶者選びの場で、性的開放があった。

文字コード

「歌」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「歌」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。