「梗」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

梗とは、おおむね／だいたい／凡そ／骨組みなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、木部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業／大学／一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『梗』の字には少なくとも、梗コウ・ 梗キョウ・ 梗がるふさがる・ 梗でく・ 梗いつよい・ 梗いかたい・ 梗ねおおむねの7種の読み方が存在する。

意味

1. おおむね。だいたい。凡そ。骨組み。「梗概」
2. ふさがる。塞ぐ。閊える。「梗塞(こうそく)」
3. かたい。つよい。類義語：硬 剛「花梗・頑梗」
4. でく。人形。木偶。
5. やまにれ。ニレ科の落葉高木。山楡。類義語：楡
6. 桔梗(ききょう)。キキョウ科の多年性草本植物。秋の七草の一つ。

梗の用法：平水韻

平水韻【へいすいいん】とは、《中国》漢詩において押韻(韻を踏む)ために用いられる106の韻。一般的に「詩韻(しいん)」を意味する平水韻は、中古音の音韻体系を表すものとして用いられてきた。

熟語

桔梗【きちこう】

ききょう(キキョウ、桔梗)
。

桔梗【ききょう】

[植]ききょう(キキョウ、桔梗)
[色]ききょういろ(桔梗色)
紋所の一つ。
[服]襲(カサネ)の色目の一つ。表は二藍(フタアイ)、裏は青。

チンゲンサイ／青梗菜【ちんげんさい】

[中国語]qinggengcai

キキョウ／桔梗【ききょう】

[学名]Platycodongrandiflorus／Platycodongrandiflorum

桔梗色【ききょういろ】

[色]桔梗の花の色。青紫色。
「桔梗(キキョウ)」、「桔梗色(きちこういろ)」、「はなだいろ(縹色、花田色)」とも呼ぶ。

文字コード

「梗」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「梗」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。