「先」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

先とは、位置が前の方などの意味をもつ漢字。6画の画数をもち、儿部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校1年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『先』の字には少なくとも、先セン・ 先ずまず・ 先さきの3種の読み方が存在する。

意味

1. 位置が前の方。対義語：後「先陣・先端・先頭・先導・先方」
2. 時間が早い方。最初。昔。「先妻・先客・先攻・先刻・先妻・先日・先取・先生・先祖・先着・先手・先任・先輩・先番・先発・先約」
3. 今より一つ前。「先王・先君・先月・先考・先師・先週・先代」
4. 「」
5. 最初。さきんずる。さきだつ。「先覚・先議・先駆・先唱・先鞭(せんべん)・先務・祖先・率先・優先」

先の用法：平水韻

平水韻【へいすいいん】とは、《中国》漢詩において押韻(韻を踏む)ために用いられる106の韻。一般的に「詩韻(しいん)」を意味する平水韻は、中古音の音韻体系を表すものとして用いられてきた。

熟語

四字熟語

「先」の漢字を語中にもつ四字熟語9種を表にまとめる。

先【せん】

先を越す：相手に先んじて事を行う。先手をとる。
。

先負【せんぶ】

[暦]暦注の六曜の一つ。
ろくよう(六曜)
。

先手【さきて】

[Romaji]sakite

羅先【らせん】

[朝鮮語]Rason

らそんし(ラソン市、羅先市)
。

手先【てさき】

手の先端の部分。
てした(手下)
。

文字コード

「先」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「先」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。