「革」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

革とは、かわ／なめし革／動物の皮から毛を取り除いたものなどの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、革部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『革』の字には少なくとも、革キョク・ 革カク・ 革かわ・ 革めるあらためる・ 革まるあらたまるの5種の読み方が存在する。

意味

1. かわ。なめし革。動物の皮から毛を取り除いたもの。「牛革・擬革・甲革・皮革・革帯・革質」
2. あらたまる。改める。新しく変える。「革命・革新・革正・改革・沿革・変革」
3. 六十四卦の一つ。第四十九番目の卦。沢火革。外卦兌と内卦離で構成される。
4. 八音の一つ。

革の用法：八音

八音【はちおん】とは、中国古来における楽器の種別。素材を基に体系づけられており、全ての楽器は八種の素材から成ると考えられてきた。

革の用法：六十四卦

六十四卦【ろくじゅうしけ】とは、古代中国占術の易で吉凶を占う基本図像。二重の八卦(六つの爻)で構成される。大成卦とも。

熟語

四字熟語

「革」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

革命【かくめい】

「レボリューション([英語]revolution)」とも呼ぶ。
[暦]辛酉の年のこと。
陰陽道ではこの年に変事が多いとされる。

革運【かくうん】

[暦]戊午(ボゴ)の年のこと。
陰陽道ではこの年に変事が多いとされる。
日本では古く、それを避けるため改元を行っていた。

革令【かくれい】

[暦]甲子(カッシ、通常はコウシ)の年のこと。
陰陽道ではこの年に変事が多いとされる。
日本では古く、それを避けるため改元を行っていた。

鞄／革鞄【かばん】

皮またはズックなどで作られた手提げの箱。
広義にはランドセルのような背負鞄(しょいカバン)を含む。
中国語の夾板(jiaban)(キャパン)の転で、もとはトランクに似た形を指した。

革命暦【かくめいれき】

[フランス語]Calendrierrevolutionnaire

文字コード

「革」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「革」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。