「遇」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

遇とは、あう／思いがけなく出会う／ふとなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、辵部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『遇』の字には少なくとも、遇グウ・ 遇グ・ 遇ギョウ・ 遇すもてなす・ 遇たまたま・ 遇うあうの6種の読み方が存在する。

意味

1. あう。思いがけなく出会う。ふと。類義語：偶「奇遇・遭遇」
2. 運の巡り合わせ。機会。折。「境遇・不遇」
3. もてなす。接待する。「厚遇・殊遇・処遇・待遇・優遇・礼遇・冷遇」

遇の用法：平水韻

平水韻【へいすいいん】とは、《中国》漢詩において押韻(韻を踏む)ために用いられる106の韻。一般的に「詩韻(しいん)」を意味する平水韻は、中古音の音韻体系を表すものとして用いられてきた。

熟語

四字熟語

「遇」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

聞法値遇【もんぼうちぐ】

[仏]容易に聞くことのできない仏法を直接聴聞する機会にめぐり会うこと。
。

文字コード

「遇」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「遇」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。