「留」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

留とは、とどめる／現在の状況／位／地に長く在する／また、その状態などの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、田部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『留』の字には少なくとも、留ル・ 留リュウ・ 留まるとどまる・ 留めるとめる・ 留まるとまるの5種の読み方が存在する。

意味

1. とどめる。現在の状況／位／地に長く在する。また、その状態。
   • リュウ。「留置・留任・留年・居留・慰留・拘留・在留・残留・滞留・駐留・停留・保留」
   • ル。「留守(るす)」
2. 沸点の差異で成分を分離する操作。類義語：溜
   • リュウ。「乾留・蒸留・分留」
3. ロシア通貨「ルーブル」の音訳字。
   • ルーブル。「一留」

留の用法：平仮名

平仮名【ひらがな】とは、ひらがなの由来・起源となった漢字。漢字を草書体にくずして書くことで平仮名が生まれた。

熟語

久留里【くるり】

[Romaji]Kururi

千葉県君津市(キミツシ)の地域名。
[交]くるりえき(久留里駅)
。

都留市【つるし】

[Romaji]TsuruShi

山梨県南東部の市。北部を大月市に接する。
甲斐絹(カイキ)の産地。

留石【とめいし】

[Romaji]ome-ishi

留め／止め【とめ】

終(シマ)い・終(オワ)り。終末。
[経]大引けの別称。

索留め【さくどめ】

[英語]cleat

文字コード

「留」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「留」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。