「寒」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

寒とは、さむい／凍える／冷たい／ぞっとする／温度が低いなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、宀部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『寒』の字には少なくとも、寒カン・ 寒しいまずしい・ 寒いさむい・ 寒しいさびしい・ 寒しいいやしいの5種の読み方が存在する。

意味

1. さむい。凍える。冷たい。ぞっとする。温度が低い。対義語：暖・暑「寒気・寒暑・寒暖・寒天・寒地・寒冬・寒波・寒夜・寒流・寒冷・厳寒・春寒・余寒・耐寒・極寒・悪寒・寒心」
2. 寂しい。貧しい。卑しい。乏しい。生活が苦しい。「寒煙・寒苦・寒酸・寒村・貧寒」
3. かん。二十四節気の一つ。一年中で最も寒い三十日間の時期。「寒中・寒梅・大寒」

寒の用法：平水韻

平水韻【へいすいいん】とは、《中国》漢詩において押韻(韻を踏む)ために用いられる106の韻。一般的に「詩韻(しいん)」を意味する平水韻は、中古音の音韻体系を表すものとして用いられてきた。

熟語

四字熟語

「寒」の漢字を語中にもつ四字熟語6種を表にまとめる。

余寒【よかん】

[気]立春(２月５日ころ)を過ぎてもなお残る寒さ。寒(カン)が明けてもまだ残る冬のような寒さ。
「残寒(ザンカン)」とも呼ぶ。

阿寒【あかん】

[Romaji]Akan

寒露【かんろ】

[暦]二十四節気の一つ。陰暦九月(９月)上旬。陽暦１０月８日ころ。

可寒【かかん】

Khaghan、[中国語]kehan

寒民【かんみん】

貧しい人。
「寒人(カンジン)」とも呼ぶ。
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文字コード

「寒」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「寒」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。