「多」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

多とは、おおい／数や量がおおい／沢山などの意味をもつ漢字。6画の画数をもち、夕部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校2年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『多』の字には少なくとも、多タ・ 多いおおいの2種の読み方が存在する。

意味

1. おおい。数や量がおおい。沢山。対義語：少・寡「多寡・多彩・多少・多数・多様・多量・過多・最多・雑多」
2. まさる。重んじる。厚く。深く。「多謝」

多の用法：片仮名

片仮名【かたかな】とは、カタカナの由来・起源となった漢字。漢字を早く小さく書くために片仮名が生まれた。

熟語

四字熟語

「多」の漢字を語中にもつ四字熟語23種を表にまとめる。

穢多【えた】

[歴]中世・近世の賤民身分の一階層。
農業などのほかに牛馬の死体処理・皮革業などに従事。罪人の逮捕・処刑・見張りなど末端の警察業務にも使役させられた。

多気【たき】

[Romaji]Taki

たきぐん(多気郡)
たきちょう(多気町)
。

喜多【きた】

[Romaji]Kita

きたぐん(喜多郡)
。

多摩【たま】

[Romaji]Tama

たまし(多摩市)
たまく(多摩区)
[地]多摩川の略。
たまがわ(多摩川)
[歴][軍]旧日本海軍の軽巡洋艦、第五艦隊の旗艦。
。

知多【ちた】

[Romaji]Chita

文字コード

「多」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「多」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。