「乎」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

乎とは、状態をあらわす漢語につけて語調を強める助字などの意味をもつ漢字。5画の画数をもち、丿部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『乎』の字には少なくとも、乎ゴ・ 乎コ・ 乎オ・ 乎を・ 乎や・ 乎かな・ 乎かの7種の読み方が存在する。

意味

1. 状態をあらわす漢語につけて語調を強める助字。「洋洋乎・断断乎・断乎・確乎・牢乎(ろうこ)・純乎・断乎・凜乎(りんこ)」
2. 詠嘆・感情・疑問・反語の助字。

乎の用法：片仮名

片仮名【かたかな】とは、カタカナの由来・起源となった漢字。漢字を早く小さく書くために片仮名が生まれた。

乎の用法：助字(漢文)

助字(漢文)【じょじ】とは、漢文の品詞の一つ。文法の構成を助ける付属語。日本語の助詞・助動詞に通ずる。助辞。

熟語

凛乎【りんこ】

寒さが骨身にこたえるさま。
恐れ敬う気持ちで、身が引き締まるさま。りんぜん(凛然)、りんりん(凛々)。

ヲコト点／乎古止点／乎己止点／遠古登点【をことてん】

[言]漢文訓読のため、漢字に添えた送り仮名に相当する記号。
訓読の際には、添えられた記号の形(・、━、レ)と位置により補読する。
平安初期にはじまり、仮名を書くより便利なことから発達し、室町時代ころまで使われた。

ヲコト点／乎古止点／乎己止点／遠古登点【おことてん】

[言]をことてん(ヲコト点、乎古止点、乎己止点、遠古登点)
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文字コード

「乎」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「乎」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。