「止」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

止とは、とまる／とどまる／留まる／同じ所にいて動かないなどの意味をもつ漢字。4画の画数をもち、止部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校2年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『止』の字には少なくとも、止シ・ 止すよす・ 止めるやめる・ 止むやむ・ 止めるとどめる・ 止まるとどまる・ 止めるとめる・ 止まるとまる・ 止すさすの9種の読み方が存在する。

意味

1. とまる。とどまる。留まる。同じ所にいて動かない。「止住・止宿・静止・停止・明鏡止水」
2. とめる。とどめる。差しとめる。やめる。やむ。「止血・中止・停止・休止・諫止(かんし)・禁止・終止・阻止(そし)・廃止・防止・抑止・波止場(はとば)」
3. ふるまい。身のこなし。「挙止」

止の用法：平仮名

平仮名【ひらがな】とは、ひらがなの由来・起源となった漢字。漢字を草書体にくずして書くことで平仮名が生まれた。

止の用法：片仮名

片仮名【かたかな】とは、カタカナの由来・起源となった漢字。漢字を早く小さく書くために片仮名が生まれた。

熟語

四字熟語

「止」の漢字を語中にもつ四字熟語3種を表にまとめる。

留め／止め【とめ】

終(シマ)い・終(オワ)り。終末。
[経]大引けの別称。

山止め【やまどめ】

山への立ち入りを禁止すること。
山の産物などを採取するための入山(ニュウザン)を禁止すること。
。

止索栓【しさくせん】

[英語]cleat

止血栓【しけつせん】

[ドイツ語]Tampon、[フランス語]tampon

止揚【しよう】

[ドイツ語]Aufheben

文字コード

「止」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「止」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。