「仮」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

仮とは、かり／一時的な間に合わせ／臨時／かりになどの意味をもつ漢字。6画の画数をもち、人部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『仮』の字には少なくとも、仮ハン・ 仮ケ・ 仮カク・ 仮カ・ 仮かり・ 仮すかすの6種の読み方が存在する。

意味

1. かり。一時的な間に合わせ。臨時。かりに。「仮定・仮装・仮説・仮設・仮泊・仮託・仮面・仮病(けびょう)・仮死・虚仮(こけ)・仮名・仮象」
2. かす。借りる。貸し与える。「仮借」

仮の用法：平仮名

平仮名【ひらがな】とは、ひらがなの由来・起源となった漢字。漢字を草書体にくずして書くことで平仮名が生まれた。

仮の用法：片仮名

片仮名【かたかな】とは、カタカナの由来・起源となった漢字。漢字を早く小さく書くために片仮名が生まれた。

熟語

仮諦【けたい】

[仏]すべての現象は因(イン)と縁(エン)の和合による仮りの現れ(有)であるという真理。
天台宗で説く三諦の一つ。さんたい(三諦)。

仮子【かりこ】

[建]墨壺(スミツボ)の墨糸(スミイト)の先端に結び付けた小さな錐(キリ)。
「さるこ(猿子)」、「さっこ(猿子)」とも呼ぶ。
。

仮漆【かしつ】

[英語]varnish(ヴァーニッシュ)

わにす(ワニス)
。

仮面【かめん】

[英語]mask(マスク)

人の顔につける面(メン)。
人の顔や神・鬼・動物などさまざまな形の面があり、素材も紙・木・土・布・金属などさまざま。
また、目の周りを覆(オオ)うだけのものから、頭全体にかぶるものもある。

仮根【かこん】

[英語]rhizoid

文字コード

「仮」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「仮」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。