「流」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

流の画像

とは、ながれる/ながす/水などのながれといった意味をもつ画数10画の漢字です。

流の学習レベルは、おおよそ漢字検定1)の8級程度日本語能力試験2)のN3程度に相当3)4)します。

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漢字「流」について、詳しく見ていきましょう。
漢字:流の概要
字体
総画数 10画
部首 水【みず、さんずい】
音読み
リュウ
訓読み ながれる
ながす
ながれ
学習レベル 小学校3年生修了程度
漢字検定 漢検8級
日本語能力検定 JLPT N3

流の書き順・書き方

はじめに「流」の正しい書き順や書き方について学んでいきましょう。

流の書き順:ショートアニメ

「流」の書き順を、手書き風の動画コンテンツで紹介します。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
ビデオクリップの構成
  1. 再生時間: 約9秒
  2. 画数: 10画
  3. ファイル拡張子: SVG 5)

流の意味・使い方

「流」の意味や使い方について解説していきます。

「流」の意味

「流」の字は、一般的に次のような意味で使用されます。

  1. ながれる。ながす。などのながれ。「流域・流星・流血・流水・流体・流涕(りゅうてい)・流動・流入・流路・交流・合流・下流・海流・寒流・気流・逆流・急流・渓流・源流・合流・支流・水流・清流・濁流・暖流・潮流・直流・底流・電流・分流・放流・本流・奔流」
  2. ながれのままにく。「流氷・流木・浮流」
  3. れる。漏れす。「流失・流出」
  4. まる。わる。ゆきる。
    • リュウ。「流行・流俗・流通・流伝・時流」
    • ル。「流布(るふ)」
  5. 根拠のない。かでない。「流言・流説」
  6. てもなくさすらう。さまよう。
    • リュウ。「流人(りゅうじん)・流氓(りゅうぼう)・流亡・流民・流離(りゅうり/さすらい)」
    • ル。「流転・流浪(るろう)」
  7. かられる。目標をれる。「流矢(りゅうし)・流弾・流用」
  8. 五刑の一つ。遠方のとしていやる。
    • リュウ。「流刑」
    • ル。「流罪・流謫(るたく)・流人(るにん)・遠流(おんる)・配流」
  9. 階級。順序。階層。等級。身分。「上流・中流・一流・二流・三流」
  10. 作法の一派。系統。血統。すじ。「流儀・流儀・流派・亜流・我流・源流・女流・嫡流・風流・傍流・末流・門流・自己流」
  11. りやめになる。たない。「流会・流産」
  12. なめらか。「流暢(りゅうちょう)・流麗」

流れ/流【ながれ】

  • [数詞] 旗や吹き流しなど細長いものを数えるのに用いる。

流【る】

  • るざい(流罪)

「流」の特殊な使い方

専門的な分野を扱う文章や会話のなかで、「流」の字、もしくは「流」の字に関わりの深い漢字が、通常とは異なる意味をもつことがあります。以下に、そのような特殊な使い方に該当する用例を2種ほど列挙します。

五刑【ごけい】

五刑の種類
時代 刑名 略字 内容
大辟たいへき 死刑
墨刑ぼっけい 墨を体に入れる
劓刑ぎけい 鼻を削ぐ
剕刑ひけい 足を切る
宮刑きゅうけい 局部を切断/幽閉する
死刑しけい 死刑
笞刑ちけい で打つ
杖刑じょうけい で打つ
徒刑ずけい 強制労働を課す
流刑るけい 島流し
MEMO

古代中国発祥の刑罰体系。日本には「刑」を「」と置き換えて律令制度に組み込まれた。死罪・笞罪・杖罪・徒罪・流罪で五罪と成す。

片仮名【かたかな】

カタカナと元の漢字
行/段 ア段 イ段 ウ段 エ段 オ段
ア行 (ア) (イ) (ウ) (エ) (オ)
カ行 (カ) (キ) (ク) (ケ) (コ)
サ行 (サ) (シ) (ス) (セ) (ソ)
タ行 (タ) (チ) (ツ) (テ) (ト)
ナ行 (ナ) (ニ) (ヌ) (ネ) (ノ)
ハ行 (ハ) (ヒ) (フ) (ヘ) (ホ)
マ行 (マ) (ミ) (ム) (メ) (モ)
ヤ行 (ヤ) (ユ) (ヨ)
ラ行 (ラ) (リ) (ル) (レ) (ロ)
ワ行 (ワ) (ヰ) (ヱ) (ヲ)
(ン)
MEMO

カタカナの由来・起源となった漢字。漢字を早く小さく書くために片仮名が生まれた。

流の部首

「流」の部首について学んでいきましょう。

※ここでは、康煕部首6)(中国の康煕字典7)に記載された部首)を基準として説明します。

部首:水

「流」の部首は、水【みず、さんずい、したみず】。

「水」という部首には、水(みず)、河川、川の流れ、液体という意味が含まれています。

部首:水の概要
字体 水 氵 氺
部首名 みず、さんずい、したみず
分類名 水部【すいぶ】
意味 (みず)、河川、れ、液体
康煕字典目録 四書の25番目
巳集上の1番目
康煕部首の85番目

「水」の部首をもつ漢字のグループは、水部【すいぶ】という区分でひとくくりに呼ぶことができます。

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つまり、「流」も水部に属する漢字の一つということ。

流の文字コード・検字番号

「流」の字に採番された文字コードおよび検字番号について紹介します。

「流」の文字コード

「流」の字をコンピューター上でより効率的に取り扱うためには、それぞれの文字に対応した固有の符号化コードを用意する必要があります。

そのようなコードは、業務を管轄する省庁/団体/組織の手により一意の識別コードとして採番・管理されています。

「流」の文字コード一覧
UCS / Unicode 8) U+6D41
JIS級別 JIS第1水準漢字
(JIS2000)
JIS X 0212
JIS X 0213 1-46-14
戸籍統一文字番号 9) 012898
住基ネット統一文字コード
入管正字コード 10)

「流」の検字番号

出版社より刊行された漢字辞典や漢和辞典から「流」の字を、より効率よく探す手段として検字番号というがあります。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された固有の識別番号をもとに、割り当てられた漢字の掲載位置を特定することができます。

「流」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源11) 角川書店 KD-04957
新大字典12) 講談社
新潮日本語漢字辞典13) 新潮社 SN-06062
大漢和辞典14)15) 大修館書店 TM-17431
大漢語林16) 大修館書店 TD-05960

流が含まれる熟語・語句

「流」の字がつく熟語(成句、慣用句、イディオム)や語句で検索した結果を紹介します。

「流」をもつ四字熟語

「流」の漢字を語にもつ四字熟語22種を一覧表にまとめました。

「流」が入る四字熟語
開源節流かいげんせつりゅう 急流勇退きゅうりゅうゆうたい 曲水流觴きょくすいりゅうしょう
行雲流水こううんりゅうすい 高山流水こうざんりゅうすい 三界流転さんがいるてん
生死流転しょうじるてん 生生流転せいせいるてん 積厚流光せきこうりゅうこう
漱石枕流そうせきちんりゅう 濁流滾滾だくりゅうこんこん 万物流転ばんぶつるてん
風流韻事ふうりゅういんじ 風流三昧ふうりゅうざんまい 不易流行ふえきりゅうこう
平滑流暢へいかつりゅうちょう 無手勝流むてかつりゅう 落花流水らっかりゅうすい
流汗滂沱りゅうかんぼうだ 流汗淋漓りゅうかんりんり 流星光底りゅうせいこうてい
流転輪廻るてんりんね

「流」を含む熟語・語句

「流」の文字が、語に含まれている熟語・語句を列記します。

流し【ながし】

    流すこと。また、流す物。
    ・ 台所・調理場・井戸端(イドバタ)などに設けた、食材や食器などを洗ったり、洗い水を流したりする設備。
    「流し台」、「シンク([英語] sink)」とも呼ぶ。 したながし(下流し)。
    浴場で体を洗ったり、洗い水を流したりする場所。
    湯屋・銭湯で浴客の背中を洗うこと。また、客が背中を洗わせること。
    銭湯で浴客の背中を洗う人。三助(サンスケ)。 さんすけ(三助)。
    芸人・按摩(アンマ)などが客の呼び入れを求めて町を歩くこと。また、その人。
    ギターの流し
    ・ タクシーが客を求めてあちこち走りまわること。また、そのタクシー。

    ・ 島流し。

流罪【るざい】

    罪人を遠方へ追放する刑罰。島流し。
    ・ 近世の遠島(エントウ)の別称。
    えんとう(遠島)
    ・ 律令制の五刑の一つ。罪人を遠い辺鄙な土地に送り、その地を出ることを禁ずる。死刑に次いで重い刑罰。
    遠流(オンル)・中流(チュウル)・近流(キンル)の三流(サンル)があり、流刑地は京都を基準に決められ、遠流は伊豆・安房(アワ)・土佐・佐渡(サド)、中流は信濃(シナノ)・伊予(イヨ)、近流は越前・安芸(アキ)。 ごけい(五刑)。
    流罪に処せられた罪人は流人(ルニン)と呼ぶ。

流し漉き/流漉【ながしすき】

    和紙の手漉き法の一つ。
    紙料(シリョウ)の入った槽(フネ)(紙漉き槽)に簀桁(スケタ、スゲタ)を入れ、前後左右に数回ゆり動かして紙料を均一にし、そのまますくい上げ、水切りさせるもの。
    溜め漉きより後に開発された技法で、全面を均一にすることや、毎回同じ厚さにすることなど高度な技術と熟練が必要とされる。
    「ながしずき(流し漉き、流漉)」とも呼ぶ。
    溜め漉きに比べて時間が速く、薄く仕上がる。 ためすき(溜め漉き、溜漉)。

流星群【りゅうせいぐん《りうせいぐん》】

    [英語] meteor shower/meteor stream

    ・ 一年のうち、ある時期に天空のほぼ一定の方角に流星の群が観測される現象。また、その現象を起こす宇宙塵の集団。
    太陽を公転している高密度の宇宙塵群の中を地球が通過するとき、天空の一点から傘をひろげたように発生する。
    彗星(スイセイ)(comet)の尾(放出塵)、または彗星が崩壊してできた宇宙塵と考えられる。 さんだいりゅうせいぐん(三大流星群)。

流転/流轉【るてん】

    時や場所、状況・現象などが流れ移ること、移り変わること。
    ・ 人の生死・因果が、輪が廻(マワ)るように絶えず変化して止(ヤ)まないこと、常に繰り返されること。輪廻(リンネ)、輪転(リンテン)。

まとめ

以上で「流」についての情報と解説は終わりです。

ウサタロー

流の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度まとめます。
流のまとめ
  1. 流の画数 :10画
  2. 流の部首 :水
  3. 流の書き順:もう一回みなおす
  4. 流の読み方:ル/ながれる
  5. 流の意味 :ながれる/ながす/水などのながれ

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脚注   [ + ]